桐生タイムスより | 桐生市医師会
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桐生タイムスより

信仰と信心/ニュアンスが違う

 信仰と信心はともに神仏を信じて崇拝する意で同義語であるが、ニュアンスが違う。信仰はキリスト教を連想するが、信心は仏教を連想する。また信仰はキリストに対しても用いるが、信心は釈迦よりも仏全体を対象とするように感じられる。  信仰はややあらたまった会話や文章に使われる漢語だが、信心は日常会話にも使用され、親しみやすい。  「鰯の頭も信心から」という諺は、信仰に置き換えると違和感が生ずる。宗教とは…

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仏作って魂入れず/税金の使い方

 東武新桐生駅前の公衆トイレが改築されたので、早速点検に出かけた。桐生市によると年間4万4377人が使用したとのことだ。  昨年改築された上電西桐生駅前の公衆トイレは女性用だけに全身がうつる豪華な鏡がつけられたが、今回の東武新桐生駅前のトイレには男女両方とも幅半分ほどの全身用鏡が設置されている。  私が点検したのは、偶然清掃直後だったようだ。床を水で洗ったままなので、一面ぬれていて雪解け道のよ…

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プラスとマイナス/陰陽との比較

 +-×÷は加減乗除を示す記号だが、プラス、マイナスとカタカナで書くと、加減から派生した種々の意味となる。  ドライバーのプラスは先端が+、マイナスは-になっている道具だ。  電池の電極の+-もすぐ理解できる。  数字の+は正数、-は負数だが、正負の漢字のせいか、勝者、敗者のイメージがつきまとう。  血液検査などでは陽性反応をプラス、陰性反応をマイナスといい、+や-で表示する。  数学的…

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地獄の沙汰も金次第/若者よ、投票しよう

 動物とヒトとの差を挙げよといわれたら、ヒトは手と足を使い分ける、ヒトは火を使う、ヒトは道具を使う、などを挙げるだろう。  金を使うも区別の一つかもしれない。  太古、人類が発生したときは世の中には貨幣はなかった。最初の貨幣は貝だといわれ、貢・財・貨・貧・買など貝のつく漢字が多い。  物々交換がなければ、衣食住のすべてを自分で賄わなければならず、不便だっただろう。  仕事が分業化され、貨幣…

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桐生市とみどり市の合併問題/不断の努力が必要だ

 長い間桐生市の懸案だったみどり市との合併は、両市の職員の1年近くの協議の末「桐生・みどり新市建設研究会 研究成果報告書(ダイジェスト版)」として発表された。  みどり市は各種団体別に少人数を対象として数回に分けて説明会を開催したが、桐生市は全市民を対象として市民文化会館で説明会を開催し、多くの市民が参加して、副市長の説明を熱心に聴き、数名の市民からの質問もあり、有益な会合だった。  そのとき…

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春/定義の違い

 日本には春夏秋冬の四季があり、国民の考え方・生活・経済に影響を与えている。現在の暦では、1年は冬の1月から始まるが、春夏秋冬の順に並べる。  辞書では春は詳しく解説されているが、夏・秋・冬の説明は簡単だ。色を季節に配すると、青春・朱夏・白秋・黒冬となるが、現在も日常語として使用されているのは青春だけで、黒冬は辞書にも立項されていない。青春や朱夏は感覚的にも理解できるが、白秋や黒冬は、なぜ白が秋…

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金と銀/その歴史

 金と銀とは代表的な貴金属だ。日本では昔から銀も金と同様に愛されてきた。京都の金閣寺と銀閣寺はともに室町時代に将軍により建立された。現代でも双生児の姉妹きんさん、ぎんさんは人気者だった。  外国ではオリンピックの金メダル・銀メダルのように、銀も金と並んで尊重されることもあるが、日本ほどではない。  言葉でも金運・金庫・金銭・金融・金利のように金が上につく二字熟語や黄金・換金・賞金・貯金・預金の…

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家族/定義は変わる

 高齢化した本紙の読者に最もよく読まれている記事は「明暗だより」だろう。その中に「家族葬」という言葉が使われている。10年ほど前は「密葬」と記されていた。密葬とは会社の社長や有名人の葬儀で本式の密葬「本葬」の前に、近親者だけで行う葬式のことである。  つまり後日本葬が行われることが前提で、それで終わる葬儀は密葬ではない。近親者だけで内々で行う葬式を行う場合、それを何というか適切な言葉がなかった。…

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ダブルスタンダード/実績主義と発生主義

 所得税の確定申告は15日が期限だ。確定申告は前年1月1日から12月31日までの1年間の収入と必要経費から所得を計算し、税額まで算出する申告納税制度だ。  多くのサラリーマンは、給与の支払者である事業主(会社)が個人に代わって申告し納税してくれるので、納税に無関心な人が多い。年末調整の結果を記した源泉徴収票を一見するだけの人もいる。  毎月の給与は25日締めの月末払いのような会社もあるが、月末…

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旅と旅行/ゆったり楽しみたい

 旅と旅行とは同義語とされるが、私の語感では少し異なる。旅は大和言葉で自宅から離れた場所に出かける意で、古くは必ずしも遠方へ行くことに限らず、住処を離れて、一時よそへ行くことをすべて「たび」といったらしい。現代の語感では一人旅で優雅な感じだ。NHK総合テレビの「ブラタモリ」は話し相手の助手が同行しているが、本質はタモリのブラリ旅だ。歩くのが原則で交通機関は写らない。  一方、旅行は交通機関を利用…

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