桐生タイムスより | 桐生市医師会
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桐生タイムスより

子供の夏風邪増加中

 県内で子供の夏風邪である手足口病、ヘルパンギーナが増加中です。特に手足口病は警報値(基準値5)を超えています。特に桐生地区は8.20と多数報告がありました。今後、プールで遊泳する機会が増加するため、咽頭結膜熱(プール熱)も増加すると思われます。  全国各地で記録的な猛暑が続き、熱中症への注意が連日報告されています。今後も猛暑の予測が出ており、高齢者・乳幼児は特に注意が必要です。  乳幼児は、…

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潮時/ごきげんよう

 平成21(2009)年10月に、私は47年の開業医生活に幕を閉じ引退した。その後しばらく隠遁し、大病を患い手術も受けたが、三浦雄一郎さんが80歳でヒマラヤ登頂をしたとの報道に接し、負けるもんかと勇気をだし、82歳で働き始め、50年ぶりで電車で前橋まで通勤した。後任が見つかったとのことで、10ヶ月で退職したが、隣のみどり市の職場から招かれ、非常勤ながら毎月10日間ほど働いている。  職場ではいじ…

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こまぬく/国語の感覚

 「こまぬく」という言葉は知らないという人がいる。しかし、「こまねく」は聞いたような気がする。「手をこまねく」は知っている。  こんな返事が平均的な日本人の国語感覚ではなかろうか。こまぬくは拱くと書く。  広辞苑は「こまぬく」で立項し、左右の手を胸の前で組み合わせる。腕を組む。転じて、何もしないで見ている。傍観する。「腕をこまぬく」「手をこまぬく」近年、音変化した「こまねく」が多く使われると解…

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教育漢字/県名を読めて書ける

 教育漢字とは常用漢字1945字のうち、小学校で学ぶ1006字の漢字で学習漢字とも言われる。  1年80字、2年160字、3年200字、4年200字、5年185字、6年181字計1006字だ。  1年80字を列挙する。 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田上二日入年白八百文木本名目立力林六  画数の少…

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大盤振舞/言葉の意味は変わる

 大盤振舞とは気前よくもてなすことだ。忘年会で宴会の幹事が、「今夜は社長の大盤振る舞いだから無礼講で好きなだけ飲み食いしてください」のように用いる。広義では相手の言うままに予算を配分することにも使う。  大盤は大杯や大皿で、好きなだけ飲食する意味だと思っていたが、ふとしたきっかけで椀飯(ワウパン)振舞の変化だと知った。椀飯は時代により、地方により異なっている。  椀飯は源氏物語や義経記にも載っ…

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嚥下/読み方いろいろ

 嚥下とは飲食物を飲み込むことだが、一般名詞ではエンカと読むが、医学用語ではエンゲと読む。  広辞苑はエンゲで立項し、医学的な解説をしていて、エンカはエンゲを見よと指示している。しかし、他の辞書ではエンカで立項し、エンゲを見よとしていて、エンゲは立項されていないものが多い。  常用漢字の音訓表では、下の音はカ・ゲ、訓はした・しも・もと・さげる・さがる・くだる・くだす・くださる・おろす・おりる。…

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進入禁止/文字の表示がよい

 広報きりゅう5月号に、桐生市川内町にある自然観察の森の一部が立ち入り禁止になる旨の記事が掲載された。禁止場所に①の看板を設置するという。  自然観察の森と桐生市公園緑地課の職員は①が立ち入り禁止の標識だと誤解しているようだ。道路標識は標識令で規定されているが、①は車両進入禁止を表す標識だ。規制の対象は車両であって歩行者は無関係で、自由に通行可能だ。歩行者の通行を禁止するためには、②の標識を設置…

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エコノミークラス症候群/病名の違和感

 熊本地震の関連死として「エコノミークラス症候群」という病名がマスコミで報道されるが、この病名には違和感がありなじめない。  航空機の座席のエコノミークラスから名付けられたものだろう。この症状はファーストクラスの乗客にも、列車やバスなどの乗客にも発生することがある。  長時間座席に座り続けると、下肢の血流が悪くなって血栓が生じ、肺動脈に塞栓して死に至ることもある。  医学の病名としては肺塞栓…

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五月晴れ/梅雨のころ

 空は青く澄み渡り、鯉のぼりが高く掲揚されるこどもの日の頃になると、「目に青葉山ほととぎす初かつお」の句が新聞に登場することがある。  しかし、山口素堂の原句は「目には青葉山時鳥初松魚」だ。目には青葉と字余りに詠んでいる。時鳥をほととぎす、松魚をかつおと読むのは説明されないかぎりむずかしい。季語を三つも並べた常識外れの俳句だ。  5月5日のこどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはか…

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ふるさと納税/買い物上手を育成

 ふるさと納税が大にぎわいで話題になっている。人口が減少して財政困難となった地方都市に、国は地方交付税を交付して平衡を図っているが、大都市との財政格差はますます大きくなっている。  その格差を解消する一環として、納税者にも協力してもらおうと、ふるさと納税制度が始まった。応援したい自治体に寄付をすると、寄付金から2千円を控除した額が、寄付者の所得税や住民税から減額される。つまり、寄付者は実質2千円…

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