手本/模範を要請される職業
手本には書写(習字)のように、模範とする文字を書いた本という意味があるが、言動の模範となる人の行いの意味もある。仕事により手本を要請される職業もある。 警察のパトカーは運転者の手本とされることが多いので、パトカーを運転する警察官は常に緊張し、ストレスがたまることだろう。 信号のある交差点を通過するするときは、渋滞していればたとえ青であっても交差点内に侵入してはいけないことは知っていても、…
続きはこちら手本には書写(習字)のように、模範とする文字を書いた本という意味があるが、言動の模範となる人の行いの意味もある。仕事により手本を要請される職業もある。 警察のパトカーは運転者の手本とされることが多いので、パトカーを運転する警察官は常に緊張し、ストレスがたまることだろう。 信号のある交差点を通過するするときは、渋滞していればたとえ青であっても交差点内に侵入してはいけないことは知っていても、…
続きはこちら冠婚葬祭は古来の四大礼式すなわち元服・婚礼・葬儀・祭祀(さいし)のことだが、現代風にいえば成人式・結婚式・葬式・祭事(法事)だ。 人生の節目で、近所や親類づきあいの根幹になっている。これらを全く無視して生活するのは困難である。 元服は武家の男子が15歳の時に行うと思われているようだが、時代や土地により異なる。女子も髪上げや鬢そぎといってこれに相当する儀式を行った。成人となったことを示す。…
続きはこちらマイナンバー(個人番号)通知カードの郵送が予定通りにはならず、遅れている地方もあるようだが、このコラムが掲載される頃には、日本全国津々浦々、全国民に配達されているだろう。 マイナンバーは私の番号の意味だが、本質はユアナンバー(あなたの番号)だ。各人が自分の好きな番号を選ぶのではなく、行政が個人の意志とは無関係に一方的につける。同一世帯に属する家族でも、続き番号ではなく、飛び離れた全く異なる番…
続きはこちら晴れの反対語を聞かれると、多くの人は雨と答えるだろう。しかし曇りと答える人もいるかもしれない。日と青天なら晴、雲の上に日があり見えなければ曇、一度聞けば理解できる漢字だ。 晴れには気象用語の他にいろいろな意味がある。広辞苑には次の七つの意味が記されている。 ①空のはれること。ひより。晴天。②日のあたる所。ひなた。③ひろびろとはれやかな所。④はれがましいこと。⑤表向き。正式。おおやけ。公衆の前…
続きはこちら桐生競艇場の競技棟選手用門近くの交差点付近の歩道上に「火の用心」と記された赤い箱が設置されている。消火器具のホースを格納した箱で「笠懸村」と表記されていた。 笠懸村は1990(平成2)年に笠懸町となり、2005(平成17)年に大間々町・東村と合併して「みどり市」になった。 少なくとも25年以上昔、おそらく昭和の時代に笠懸村が設置したのだろう。 そこを通行するたびに笠懸村が気になり、設…
続きはこちら兄や姉が使用した衣服や学用品などを、弟や妹などが再び使う「お下がり」を知っている人は、還暦を過ぎた人で、若い人特に小学生はお下がりを使ったこともなく、言葉も知らないだろう。 戦前は子どもの数が多く、年齢が近い兄弟姉妹がいれば、年長者が使用した品物を次男や次女以下がお下がりとして再使用するのはごく普通のことだった。 裕福な家庭ではどの子にもすべて新品を買い与えていたかもしれないが、一般の家…
続きはこちら先日全国一斉に第20回国勢調査が実施された。国勢調査は1920(大正9)年に第1回が行われ、以後5年ごとに実施され、今回は第20回である。1945(昭和20)年は敗戦の混乱期で2年延期されたが、7回目は元に戻って1950(昭和25)年に行われた。 10年ごとは調査項目が多い大調査だが、今回は調査項目の少ない簡易調査だ。 前回はシンボルマークの日本地図に沖縄が描かれていなかったので、その理…
続きはこちら秋の全国交通安全運動の一環として、桐生警察署は小学生3人の空手選手に、一日警察署長を委嘱し、ドライバーを街頭指導した。 写真入りで1面に報道した本紙を見て、私は落胆し複雑な気持ちになった。 昨年の歳末特別警戒として、大間々出身のお笑いコンビのアンカンミンカンに一日警察署長を委嘱し街頭活動をしたので、本年2月当欄で批判した。 警察からは何の反論もなかったので、私の批判を理解し受け入れて…
続きはこちら言葉は時代とともに変化し、意味が逆転したり両方の意に使われることがある。 「結構」は結構な品のように本来はほめ言葉だが、もう結構ですのように拒絶の意味に使われることがある。商品の売り込み電話に「結構です」と答えると、本人は断ったつもりでも、相手はほめて承諾したと主張して、代金を請求され、トラブルになる。 「情けは人の為ならず」ということわざは本来は人のためではなく、回り回って自分の利益に…
続きはこちら先日の本紙の記事によると、来年4月に桐生市は馬立(梅田町)と黒保根の簡易水道を廃止して桐生市の上下水道に統合し、一元化して運営するとのことだ。 その記事の最後に「今年3月末現在の給水人口(戸)は、上水道が11万5442人(10万3720戸)、馬立簡易水道が59人(45戸)、黒保根簡易水道が1972人(941戸)」と記されている。 桐生市上水道の給水人口は1戸当たり1.11人ということにな…
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