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桐生市医師会の活動

【桐生市医師会一般業務】

(1)学術および生涯教育

私たちは、日々刻々と進歩している医学や医療に対応し、その新しい知識・技能を習得し、地域医療に貢献する義務を背負っています。

頻度の高い疾病と傷害、それらの予防、保健と福祉など、健康にかかわる幅広い問題について、適切な初期対応と必要に応じた継続医療を提供できる医師の養成が社会から求められています。このため桐生市医師会では、会員各位の研鑽の場として、様々な分野にわたり学術講演会を開催して、知識と技能の充実を図るべく努力しています。

医師会内で活躍されている日医認定産業医や日医認定スポーツ医のための研修会を学術講演会の開催や、地域住民の健康意識の向上のため、積極的に桐生市市民公開講座を共催しています。他に、桐生市・みどり市職員、小中学校養護教員そして介護支援専門員など地域医療に係わる関係者との合同研修会や桐生厚生総合病院との消化器疾患検討会共催、さらに同院の症例検討会や勉強会の紹介など、地域の医療向上に努力しています。

(2)公衆衛生活動並びに地域社会の保健活動

地域住民の健康保持増進のため、保健・福祉・介護・医療と総合的な施策のもとに、関係機関と協調し、各種の事業を実施しています。
これらの事業実施については、関係官庁・諸団体との連絡会議や打ち合わせ会などを随時開催し、関係業務の円滑なる実施を図っております。

実施・協力した事項予防接種・乳幼児健康相談・妊産婦健診・乳児健診・1歳6か月児健診・3歳児健診・母子保健・がん検診・特定健診・特定保健指導(新わたらせ健康診査・新みどり健康診査・肝炎ウイルス検診)・国保人間ドック・高齢者福祉対策事業(長寿センターなど)・休日当番医の勤務(輪番制在宅当番医・二次救急病院)・災害訓練・桐生まつり救護・地域母子保健対策協議会・福祉部関係各嘱託医・福祉医療等・特定高齢者選定。また、感染症発生動向調査や健康づくり財団についても、継続的に協力しています。

(3)学校保健

桐生市医師会の医療は、桐生市・みどり市があくまでひとつの広域圏である、との考えが基本であり、桐生市・みどり市合同の学校保健会を設立し、運営を行っています。

桐生市・みどり市学校保健会としては、幼児・児童・生徒・教職員の健康管理、環境衛生の指導及び学校における定期健診により、潜在性疾患の発見に努め、同時に事後指導の万全を期して適切な指導を行っています。

専門医による講習会・児童生徒発表会・学校保健研究協議会等を開催して、学校関係者をはじめ行政当局ならびに保護者等に対し、学校保健に対する知識を深めるように努力しています。また、各地で開催された学校保健関係の大会・研究会に積極的に参加して、学校保健の向上に努めています。

(4)産業医

日本医師会・群馬県医師会の産業医活動要項に準拠し、関係官公庁・諸団体との連絡を密にし、事業所巡視・健康診断・職場衛生環境の整備・勤労者の健康管理・産業公害対策等に努めています。

日医認定産業医研修会を学術講演会との共同事業として年3回行い、産業医師の研鑽の場として活用しています。

(5)病診連携、病病連携

公立病院である桐生厚生総合病院との病診連携会議が定期的に開催され、病診連携はより密になっております。また同病院勤務医との懇親会も年1回開催され、多数の医師会員が出席し交流を深めています。

病病連携会議も開催され、救急車搬送患者収容状況などの報告があり、地域の救急医療体制についての検討が行われています。今後も、病診連携、病病連携を更に進め、広域圏医療体制を堅持してまいります。

【桐生市医師会特別事業】

(1)桐生准看護学校

補助金の減額、准看護制度廃止の動きに対して、東毛地域唯一の准看護学校として存続の立場を貫き、生徒の資質向上のため努力しています。

(2)桐生高等看護学院

高度な知識と優れた技術を持ち、豊かな人間性を備えた看護師を養成し、地域医療に貢献できるよう努めています。

(3)臨床検査部

特定健診へ移行し、定期的に検査器具やコンピューター端末の入れ替えも行っています。

(4)地域産業保健センター

平成8年5月に労働省(当時)から委託を受け、産業医選任義務のない小規模事業所の従業員の保健・健康管理を主として、事業所の個別訪問や健康相談等を行っています。

健康相談には平成14年からサテライト方式を導入し、利用者の便を図っております。

(5) 訪問看護ステーション

がん連携に関しての新点数が創設され、ターミナルケアを含めた在宅医療の必要性が大きく取り上げられました。
このような医療環境の中で、当ステーションは桐生・みどり地区の先駆けとして開設され、現在では地域の医療機関だけでなく、高崎の在宅専門医療機関からの利用も見られています。

今年度は医療保険利用者が増加し、介護保険利用者数が減少する中、訪問日数自体は増加しました。サテライトステーションの運営や指定居宅介護支援事業所との連携も行っています。

(6)指定居宅介護支援事業所

訪問看護ステーションやヘルパーステーションとの連携を緊密にして、内容の濃いきめ細かいケアプラン作成を行っています。
ケアプラン作成加算の増加、特に独居加算・認知症加算が多く、病院からの退院時の直接的なケアプラン作成加算など増加しています。

(7)平日夜間診療所

桐生メディカルセンター内の診療所で診療を行っています。
診療時間は、平成19年6月から月~土曜日夜の7時半~10時半となっています。

(8)ヘルパーステーション

「ヘルパーステーションきりゅう」は令和5年3月31日で閉鎖いたしました。

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